21歳の女性です。
18歳の時に、高校を卒業して直ぐ、とある接客業へ就職し、今月をもって3年が経過しました。

始めは覚えることが多く、大変だと感じながらも、職場の優しい先輩方に支えられ、楽しく仕事を続けていくことができました。私の仕事内容は、販売・契約から、お客様の相談対応・クレーム対応など、多くの業務を一人でこなし、来店される客層も、10代から80代の男女と幅広いお客様の対応をしております。

私自身、人と会話することが好きで、自分でも接客業は向いていると思って入社致しました。もちろん、困っているお客様の対応は苦ではなく、退店時にありがとう、や助かった、などというお言葉を頂けることにとても嬉しく思います。

しかし、今までは一人でいくつもの仕事をこなしていた仕事内容が、去年の7月に大きく変更されました。これからは、決められた担当手続きを徹底的にこなしていき、今まで以上の売り上げを、確実に獲得していく事を目的とした業務へと変更になったのです。

大きく分けて、販売・契約専門・相談専門・受付窓口専門の3タイプに分かれており、私が配属されたのは販売・契約専門スタッフでした。

同じく販売・契約専門スタッフに配属された男性が一人おりました。私の同僚であり、今年で2年弱お付き合いしてきた私の彼です。彼は上席にもひと枠置かれるほどの販売の実力があり、お店の売上の半分以上は彼の力で獲得したものでした。そんな彼は、この制度が導入された7月時点からずっとこの専門スタッフとして勤めていました。私がこの専門スタッフに配属されたのは、11月の話であり、自分自身の気持ちの変化に気付き始めたのは、翌月12月頃からでした。

毎日めまぐるしく変わる割引や施策を頭で整理し、契約上の注意事項から、プランから、全てにおいて話忘れや誤りがないように細心の注意を払いつつ、如何にお客様に多くの品物を購入頂き、多くの契約を頂けるか、が今の私の仕事です。始めは、売上の実力がある彼からアドバイスを貰いながら、頑張って獲得していきました。獲得できた時の嬉しさや、もっと頑張ろうという向上心が高まり、毎日が充実していました。

しかし、月が変わり12月には、お客様の来店が減り、一人につき今まで以上の売り上げを得る事を課せられました。ノルマの上昇と、達成未達成がわかるように、数字が張り出されるようになりました。

私は毎日上手くいかず、数字の伸びない日々が続く中、彼はぐんぐんと数字を伸ばし、ノルマを達成していきました。きっと同じ事をすればいいんだ、と彼の接客を観察し、自分なりにノートにまとめたり、メモ帳に書き込み、いつでも確認できる様にしたり、と努力を重ねてきましたが、やはり数字が伸びず、焦りを感じました。12月終わり頃には、接客をすることが億劫になっていました。私が販売しても、きっと取れない。数字はまた伸びない。と心の中で思っていたからだと思います。この時は、まだ疲れているんだな、と睡眠量を増やしたり、趣味に没頭してみたりして、心を落ち着かせていました。


そんなことが続き、2月の初め頃には、自棄に何でもないことにイラついたり、接客中にお客様の反応が悪いと泣きそうになったりする様になっていました。


今現状では、お客様の対応をする際、目を見ることが怖く、お客様の言葉や声色、表情一つ一つに気を使い、否定的な意見があると頭の中が一気に真っ白になり、涙が出そうになってしまいます。どう答えることがお客様の機嫌を損ねないか、どうしたら笑顔でいてくれるか、わからない、わからないから怖い、今すぐに逃げ出したい、そればかりが頭の中をぐるぐると回ります。上手く笑えず、常にマスクをつけ、口元を隠す様になり、日に日に伸びない数字とにらめっこしては憂鬱になる日々。毎日が怖くてたまらない。

先輩や上席には、最近の近況を尋ねられるたびに、泣きたい気持ちを堪えて大丈夫です。と嘘をついてしまいます。もうダメだと口にすると、自分は使えない存在だと認識されないか、など不安になるし、認めてしまうと本当にダメになりそうで怖いからです。もちろん、上席や先輩方は、そんな方ではなく、今までも幾度となく優しく支えてくれていたので、そんな風には思われない、と頭では理解していても、心では言ってはいけないと制御してしまいます。


家族にも相談していません。というのも、家庭環境が現在最悪な状態なので、相談ができた状態ではないのです。一番上の姉は遠方に住んでおり、音信不通。なのに、家賃の滞納分が連帯責任者である父に降り注ぎ、多額の金額を払わせられ、二番目の姉は近場に住んでいますが、姉の勤め先がよろしくなく、給料がろくに支払われないため、常に金欠状態。その都度実家に帰ってきては父や母にお金を借りる毎日。三番目の姉は実家で共に過ごしていますが、夫とは別居状態。幼い娘の面倒を見なければならないため、仕事ができず、生活費は実家頼り。安定した仕事をしているのが兄弟の中で私だけなので、仕事についての不安が言えた環境でもなく、家族全体もお金がらみの不運が積み重なり、みんな疲れ果てているため、家に帰るなり、無理に笑ったり、わざとおちゃらけてはみんなのムードメーカーになろうと必死に繕わなくてはいけません。


仕事先でも、家庭内でも、心の安らぐ場所がなく、趣味に没頭したくとも、疲れてしまって殆ど手がつけられない毎日。

きっと世界にはもっと苦労してる方がいる。だから私はただ甘えているだけだ、と言い聞かせ、毎日仕事をこなしておりますが、いつまで持つのか、いつダメになってしまうかわからず不安でなりません。これからどの様な風に物事を捉えると良いでしょうか?

よろしければ、アドバイスをお願い致します。