私は現在大学二年生の男、二十歳です。
母親がいわゆる「毒親」というやつなのだと最近になって気づきました。
母親は小学校の教師をやっています。
ここ2年程仕事が忙しくなったため夜遅くに帰宅し、まずは仕事の愚痴を家で零しだすことが日課になり、家の空気を悪くします。ごはんはスーパーの総菜かラーメン、些細な事(風呂の洗い方がなってない、メールの返事が遅い、私の喋り方が気に食わない、犬がうるさい、気に食わないテレビのニュース…等々挙げ出したらきりがありません)に激怒し、父や私に延々と繰り言をし続けます。父や私はそれにひたすら耐えるだけです。
本当に大したことないことをきっかけに怒りのスイッチを入れ、私の過去の失敗を責め立てます。(受験で第一志望に行けなかった、バイトを辞めたこと、大学生活で帰りが遅いこと…)
そして最終的に「お前は何もできない」「お前に価値はない」「就活でもどこもお前を取らない」
「お前は社会と上手くやってけない」など私の人間性を否定する言葉を吐き始めます。
こんなことがほぼ毎日続き、
とてつもなく悲しく、いらいらするのですが、
「母と私は全く別の人間だし分かり合えることはない」とある種諦め、
「仕事で辛いことがあるのだろう」と自分を納得させています。
とてもつらいです。
母は自己肯定感の低い人で、常に社会の目を気にしておびえているように見えます。
そして完璧主義。石橋を叩いて渡るタイプの人間で、用意周到に物事を運びます。
対して私は楽観主義で、場当たり的。なるようになる。なるようにする。
どうにもならないことからは逃げよう、まあ何とかなるさ。というような謎の自己肯定感を持ち
呑気でずぼらなので母とは真反対です。
母のそういう性格が逆に私の性格を生み出したのだと思いました。
母は自己肯定感が低いわりに「私は最強だ」という虚勢を張り、
「私は仕事ではミスをしない、なぜならきちんと計画を立てて実行するから」
という考えを持っています。ミスすることを死ぬほど恐れています。
ミスしないために何をするかが、彼女の人生のすべてだと言えます。
実際にそうして仕事では成功しているため、虚勢をさらに強めます。
そのため「私がきちんと計画を立て、指示したことをやれば間違いない」
という考えを家庭にも、子育てにも当てはめ
「私の指示したとおりに動けばお前の人生はうまくいく」
という信念を押し付けてきます。
たしかに小中学生の頃は、精神的な自立もまだだったので彼女の指示は私の指針となりました。
母親という「教師」の指示によって私は進学校に通い品行方正に育ちました。
高校時代も、少し衝突しつつも特に反抗期もなく、受験勉強にいそしみました。
しかし少しずつ自我に目覚め、「やりたいこと」「やりたくないこと」がはっきりしだしたのが
大学生一年生の頃でした。
大学という自由な環境が、「自分は何がしたいのか」という問いを私に突きつけ
主体的に行動しなければならないという自覚を促したのです。
サルトルの実存主義哲学に出会ったのも大きな転換点でした。
このころから、母と口論することが増えました。
母は「大学受験に失敗した」と根に持ち(私は来た大学に満足しているのですが)
イライラをためてしまったようです。まるで自分の人生が否定されたかのように。
そして私が主体的に行動しだしたことで、ようやく反抗期のようなものが始まったのでした。
大学に入ってからのここ2年間、母の攻撃を受け続け気づきました
「彼女は私に依存していた」
「私も彼女に甘えていた」
「彼女は私との適切な距離感を知らない」
「離れるなら私を殺すこともいとわないほどに母の愛情は歪んでいる」
「母は私を完全に支配したい」
「母は私に自分のコンプレックスを投影している」
ということです。
悩みの焦点がぼけてしまっているのでもう一度相談をまとめると
「母との関係を改善するにはどうしたらいいでしょうか」
ということです。
私は母が嫌いではないです。
ですが、母はどうやら私を1人の人間としてではなく
自分の影として攻撃しているようなのです。
そんな母との不毛な争いを終わらせ、
互いが独立した人生を歩むようにするにはどうしたらよいでしょうか?
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さとらない
π- 2018-01-31 18:41
見た感じお母さまとのキャッチボールができない状況かと感じました。
お母さまの一方的な価値観を豪速球で
ますさんに投げつけられ、かろうじてとったとしても
ますさんの放つボールはお母さまにキャッチしてもらえないような感じかしら。
お母さまの周りを見ると、ますさんの放おったボールが所狭しとゴミのように
散らばっているのに、それはお母様にはぜんぜん見えない感じですかね。
それにますさんの胸に開いた大きなアナを感じますね。
そこに吹きすさむ風が、寒くて冷たい感じ。
その穴を埋めるためには、ちょうど合うピースではなく
イガイガのある(痛みのある)お母さまの投げるボールを入れるしかない。
う~ん、痛そうだね。
ただそれでも「お母さまを嫌いではない」と言えてしまうのは、ますさん自身にも
なにか課題(成長課題)があるような気もする。変な意味ではなくて。
ますさん、う~ん、困った。
「間」をあけるしかない(心的距離を離してお互いの課題を見つめること)と
は思うんだけど。
お母さまをますさんが色々分析してみても
お母さまを変えることはお母さま本人にしかできないし。
「不毛な戦い」はお母さまにとってのお母さまの課題
(自己の成長課題)でもあると思うので
一緒にいれば(近づけば)この関係は当分はつづくことを
覚悟しなくてはいけないと私は思うんだ。
お母さまの毒の吐き出し(成長の課題)にいつまでも付き合うのもねぇ。
お母さまの父親ではないのだし。
あ~、困ったなぁ。
コメントになってないね。
しろくま
π- 2018-02-06 10:30
ここは、母親とか子供とかの立場を一旦横に置いて 人として向き合って語りかけたらいかかでしょう?
貴方様に投げた言葉がどれほど鋭く心を傷つけるのかお母様はきっと麻痺してわからなくなっているんじゃないですか?会社で同僚などに同じ様に言うのでしょうか?きっと言いませんよね。相手は他人なんですから、でも子供だって同じです、1人の人間でありお母様でもなければ誰でもないのです。子供を心配するあまり過干渉になってしまう気持ちはとてもよくわかります、わかりますが 親はその心配する気持ちを子供が成長するにつれて信じて見守る気持ちに変えるものだと思います。心配する気持ちがいつしか歪んでしまったのかもしれませんね。
今まで我慢されてきた言葉に傷ついている事を正直に話されてはいかかでしょう?これを言ったら相手はどんな気持ちになるのか、言われてどれほど悲しかったかを話されてはいかかでしょう?ミスは犯さないとご自分では思っている様ですが子供の心を傷つける事はミスではないんでしょうか?
お母様が自分の言動が度を越していた事に気づけないなら精神科などの専門家に頼りましょう。貴方様1人だけが抱え込む事はないと思います。