初めてここに書き込みます、かなり長くなってしまうんですけど誰かに聞いて欲しかったんです

私はもうすぐ二十歳になります
5つ下の弟と両親の4人が家族構成になってます、現在私はひとり暮らしをしています

弟が小学2年生の頃に彼は飛び降り自殺未遂を2回起こしてます、幸いにも2回共母親が気がついたので飛び降りるところまではいってませんが、7階のマンションのベランダから身を乗り出していたとの事で本人は本当に自殺する気だったんだと思います
そうなると自殺をしようとした理由が気になるので親が問いただしたところ、弟は「周りと比べて僕はバカだから」と答えたそうです

ここで私の話をします、私は中学時代学年でも常にテストで上位にいるような言ってしまえば優秀な子でした。だから前述の弟の自殺理由にある「周り」に多分私も入っている事でしょう

これを受けて両親は弟を心療内科に連れていき、恐らく弟はADHDと診断されているのだと思います、当時母親がこの病名が書かれた本をしきりに読んだいた事から推察した事なのですが母親はこの事について語らないし、今でも当時の事について触れるのはタブーだと思ってるので聞けずにいるので確証はありませんが

ADHDと診断された弟の治療が始まりました

まずは何がなんでも弟の自殺願望を止めなければならない、要は弟に「僕は周りよりも出来る」と思わせればいいと両親は考えたのでしょう

初めに断っておきますが、弟は出来るのに出来ないと思っているのではなく、本当に勉強はからっきしダメです。現在その弟は高校受験を迎えてますが受かる高校があるのかと言われた程度には出来ません(無事高校は奇跡的に受かりました)

その為、弟が勉強を頑張って周りの人を抜かすというのは現実的に無理だったのです。だから両親は多分こう考えたんだと思います、「本人が上げられないのなら周りを下げればいい」と

では、周りと言っても誰を下げればいいのか

ここで選ばれたのは私です

私は前述の弟自殺未遂事件について、教えられ理由に関しても母親から教えられました、そして母親に言われたのが

弟は今周りと比べて僕はあらゆる面で出来ないと思っている。だから弟よりも出来ない人を作る、とにかく弟を褒めて褒めて出来ないという考えを無くしたい。まず弟を馬鹿にするような発言は絶対しないで。弟を褒める為に敢えて貴方をバカにする、嘘でも弟を褒めないと本当にまた自殺してしまう。わざと貴方の事をバカにするし出来てた事を出来なかった事にするけど許して欲しい

といったものです。私はこれを承諾しました。何故なら弟自殺未遂の責任の一端は優秀だった私にもあるし、普段からできない弟の事を馬鹿にしてたのもあります。だから責任をとって弟の為に頑張る事にしました

弟をとにかく褒め倒す計画はこうして始まったのですが会話としてはこんな感じでした
母親「弟は字が上手ねー!ちゃんと力入れて書けてる!姉が弟と同じ頃と比べたら弟の方が上手よ!(本当はそれでも私の方が上手かった)」

といった感じで弟を褒める為に姉である私をディスり周りと比べても出来るという評価を与えつつ褒めていきました

私もこの行為はわざとで、弟を死なせないためだと分かってはいたのですがやはり嘘で親からバカにされるのは辛くて、悲しくて、泣きそうになって、でも泣くわけにもいかずどうしようもなくて

泣いたら先程の会話で言うなら私が当時の弟の年齢時の字と比べたら字が下手だ、という話が嘘だと弟にバレ、そしたらまた「僕は周りと比べて出来ない」となり自殺行為に走る可能性があると思って、泣いたらダメなんだと思いました、泣いたら弟は死ぬと思って泣かないように耐えることにしました

とはいえ虚偽の事で親からバカにされるのはやはり辛くて泣きそうになりました。だが、ある時私は「もっとバカにされる事に慣れれば親からバカにされても泣かなくなるだろう」という考えに至りました

その考えに至ってからはとにかく自分で自分をバカにしました
私はバカだ、私はアホだ、私は間抜けだ、私はノロマだ、私は不器用だ、私は運動が出来ないバカだ、私はブスだ、私は何も出来ない人だ
などと自分で自分を何度も何度もバカにし続けました。また当時学校では私は女子からハブかれ、男子の一部からは影でバカにされて、部活でも先輩や同級生からも影で色々言われていたのも知ってたのでそれも利用しようとしました、私とつるんでた男子達と話す時に敢えて彼らからバカにされるような行動をとりバカにされ続けました。それで泣かなければ家庭内でバカにされるのに慣れると思ってひたすらバカにされ続けました。つるんでた男子達には当時の私がそういった経緯で利用した事は謝罪しました、彼らは全く気づいてなかったみたいですが笑

そんな生活を約数ヶ月送ったところ、親から敢えてバカにされる事に泣かなくなり、それにバカにされた事を笑いながら更に自分で下げて弟を笑顔で褒められるようになりました、努力は無駄ではなかったと思いました

ただし代償として私の自己評価はこの一連でかなり低くなりました、バカにされても「実際事実だからこれを言われても傷つく理由がない、だから悲しくない、泣かない」といった思考回路で全ての罵詈雑言を受け流すようにした為にかなり低くなったと思います

何か悪口を言われても本当に傷つくのもありますがそれも少数で、大抵は笑い飛ばせるようになりました、逆に何か言われてても悪口だと思ってなくて気が付かない間にものすごくストレスが溜まってるなんて事も起きるようになりました

家族で協力して弟をとにかく褒め倒す計画は無事成功し見事弟は立ち直りました

ですが誠に残念な事に私を敢えて下げて他人を褒める、という事は終わらず今でもたまに親戚内で母親から行われたりします

母親は弟の一件があってから何もなくても私を罵倒するようになり私も自己否定しまくって感覚が慣れきってるのもあり何とも思わないままひたすら罵倒されていました。

そんなこんなで高校卒業し大学に通う為にひとり暮らしを始めたのですが、常日頃から母親からバカにされる事で自己否定出来てたのですがひとり暮らしだとそれをする人がいないので徐々に自己否定が出来なくなりました

その結果親戚内でいつものように私をバカにされてた際に久々に堪えてしまい涙ぐむという私の役割としてはあるまじき失態を犯すようになりました、誰かが一番下にいることで誰かの死を防げるのなら喜んで私が一番下になると思ってるので本当に泣いたことが悲しくて泣いた自分を責めました。

今でも実家に帰る度に私を罵倒するといった感じが続いてますが言われて傷つく事も多少ありますがそれよりも泣いてしまう事の方が辛いです

ですがそんなある時、免許証を持っていない母方の祖母と母親と私とで車に乗っていた時の出来事です

母親「貴方も車に運転しないと忘れるからね」
祖母「そうだよ、助手席に父親乗せて走ってみなよ。あ、貴方の母親はダメよ運転下手だから(特に下手という訳ではない)」

この祖母の発言に母親がブチ切れました。祖母の発言は冗談で言ったもので私の母親をバカにする気は毛頭なかったそうです。その事を祖母は母親に説明してましたが母親はずっと怒ったままでした

そして祖母が車から降りたあと、母親は私に対してこう愚痴ったんです

わざとでも自分の事をバカにされて嫌じゃない人がいると思う!?腹が立つ!貴方どう思う!?

といったように怒り心頭でした

ここで私は、数年前に母親が私に対して言った「敢えて私の事をバカにするけど許してね」という事を忘れてるんだと初めて気付きました。忘れてなければ同じ事をされて腹が立ったのなら過去私に同じ事を強いた事に関して謝罪とか、同じ事を強いた私にどう思うかなどと聞かないはずではありませんか?

この発言を聞いた時からもう半年近く経ちますが私はどうしてもこの母親の発言だけは許せません、犠牲を強いる事は構いませんが強いた事を忘れ去られるのは辛かったし、自分が他人からやられて嫌な事はしません、という幼稚園児が教わるような事すら母親はできてなかったのかと思うと許す事は到底出来ません。許してしまったら敢えてバカにされる為に私がしてきた努力すら無駄になるから許すわけにはいきません

でもそうなると、弟は私が弟を死なせないためにしてきた努力がある事を当然ですが知りませんし今後知らせるつもりもありません。私がそういう努力をする原因である母親はそもそもその原因すら忘れています
こうなると私は何のために自己評価を下げ続けて、罵倒されても笑い飛ばすように努力したのかが分からなくなりました。
私は何のために頑張ってたんでしょうか、こうなるともう自己評価下げる意味も無いと思えてきました。長年自分で自分をバカにし続けたので他人から褒められると、「こんな私なんか褒めるなんて何が狙いだ?」といった感じで正直に受け取れないので流石に多少は自己評価を上げるべきかなと思いましたが、上げた結果泣くという始末なのでこれ以上上げたら親からの罵倒に耐えられる自信がないので自己評価を下げなければな、とも思います

自己評価の低さは、このサイトの診断でかなり低いと評されたレベルです
自己評価を上げるべきなのか下げるべきなのか、あとベタ褒めされるとそれの何倍も自分で自分を罵倒しないと狂いそうになります、やはりここまで来てしまうと多少は自己評価を上げた方がいいのでしょうか、下げた方がいいのでしょうか