初めての投稿になります。
ここ2ヶ月のことについて。誰にも話せないから打ち明けてみます。相談という様な内容ではなく日記のようなものです。乱文・長文失礼致します。

【心療内科に至るまで】


私ってなんかおかしい?そう思ったのはLINEのTLがきっかけだった。
前の部署の上司が『発達障害のあの人との関わり方』みたいな動画を拡散しているのを開けてみて、涙がこぼれた。あっわかる。私もそれダメなの、ワガママだけど、もし出来るならそういう所気をつけてもらいたい…!と素直に思う内容だった。私自身、それまでは自分のことをただ単に努力が足りないダメ人間とだけ思うにとどまっていた。けどここから、私もしかしたら発達障害かな?と疑い始めるようになった。

〇なんかおかしい
仕事始めて8ヶ月、部署が変わって2ヶ月経った頃やたらと何かと周りを怒らせてしまう自分に気が付いた。何でか忘れてしまう、聞いた覚えのないことで怒られて、何やってもトロくて、言われた事をきちんと理解できないで手直しさせて。
「こんなんじゃ困る」
「もういい俺がやる」
「ホント上司に我慢させるのいい加減にして」
言われる毎に気をつけて、直そう直そうとしてみた。けど、やっぱり沢山下らないミスをして謝っては泣いてを繰り返していた。そしていよいよ発達障害について真剣に調べるようになり、調べては苦しくなってまた泣いた。幼い頃は犬に顔面噛まれても泣きやしなかったのに、大人になってからこんなに泣いている…。次第に『助けて欲しい』という思いでいっぱいになった。
どんどん自分に自信がなくなって、誰にも見つかりたくない・認識されたくなくて自分からどんどん一人になっていった。助けて欲しいのに誰かといることが酷く苦痛で、読めない空気を必死で読んでニコニコしていることができなさそうで、人を遠ざけた。その癖忘年会だとか懇親会と言われると断れなくて、行きたくないと言いながら毎回最後まで参加した。

〇何とかしたい
助けて欲しいと願う一方で私の腰は重かった。何故か変化することを、いつもと違うことをすることを酷く恐れていた。
でも、このおかしさに『名前』がついたならどうだろうか?周りに変化を求めるのは酷だけれど、自分の中で自責の念が軽くなればどうだろうか?そんな気持ちが日増しに強くなっていった。本気で病院を探し始めて、本気で自分のおかしさを、その理由を考えて文字にしてまとめた。文字にすればする程悩みは馬鹿らしくて、努力さえすればどうとでもなりそうで、ひたすらに惨めだったけど必死でやった。話すのはとことん苦手で、どうせ言うべきことを忘れてしまうのは目に見えていた。自分の低スペックさは誰より私が知っているのだから。
そうこうして準備は万端整えて、病院へ電話をした。その日は年末の連勤の代わりに与えられた代休。直前までその日が休みとは知らされていなかった。平日に休みが貰えるなんて珍しい。有給でも使わないともうない。追い詰められた気持ちで最寄りの心療内科に電話をした。「予約をしたい」意を決してそう言ったら、電話越しに返ってきた声は「一月末まで予約でいっぱいです」と言った。それでもいいと、自分の意思を伝える元気はもう無かった。やるせなくなって「はい。そうですか」と言って電話を終えてしまった。
ほかの病院を調べてみたが土日しか休みのない私が通える場所はそう多くなかった。せめて、せめて治療には至らずとも、せっかくの休日…。誰かに話を聞いて貰いたい。家族にも友達にもろくに愚痴や弱みを話せない私に何か機会と場所が欲しかった。私はいっぱいいっぱいになりながらも県の精神保健センターに電話した。先の例もある事だし、正直行けるとは思わなかった。ダメ元だった。でもやっぱり「予約が入っていて今日は無理ですね」と言われると落ち込んでしまう。それでも電話で、しかも泣きながらで聞き辛い上に長引いてしまったけど話を聞いて貰えて少し気分が落ち着いた。ただ「あなたの望んでいる診断や治療はできかねる」と言われて、やはり無理をしてでも病院への通院をすべきだと思い直した。

〇希望が灯る
あらかた泣き終えて喋れそうになった所で、また別の病院に電話をかけた。今度は何月でも構わない。二月とでもいわれたら一番はじめにかけた所にもう一度電話してやる。半ばやけっぱちでスマホを握りしめた。
そうして次に電話をかけた病院は初診と言うやいなや相談窓口に繋ぐと言って通話を止めた。初診、そんなに煩わしいかな、ダメだったかな。電話特有の電子音が流れる間不安で堪らなかった。その音が止んで電話相手が変わると、相手の女性は病院で何をして欲しいのか丁寧に聞いてくれて、他にもこういう症状もありますか?とこちらの言葉を引き出して、実にゆったりと対応してくれた。相変わらずどこも予約でいっぱいで診察が一月になるのは間違い無いらしいが、予約の調整ができたら明日明後日にも電話をするということで話がまとまった。
年内は何とかこのままでやっていくしかないが、それでも良かった。話を聞いて、親身になってくれそうな人と会える。その希望が持てただけでも私には心強かった。明日と明後日までは少なくとも頑張れる。診察を受けるまでは頑張れる。まだやれる…そんな気持ちになれた。
明日は仕事。ただひたすらに心が重くて逃げ出したいけど、不登校よろしく引きこもってしまいたいけど、もう少し、頑張る。