先日、産まれたときからずっと一緒に暮らしている祖母が突然亡くなりました。

両親が共働きだったため、もう一人の育ての親のような大きくてあたたかい存在でした。入院も一度もしたことがなく、朝はいつも通りでしたが、昼に息が荒くなり数時間後に亡くなったそうです。
その日は朝が早く、寝ていた祖母にいってきますを言うことができませんでした。ずっと一緒に暮らしていたからこそ、忙しい日は朝挨拶をできなかったり、仕事で遅かった日はお話できなかったり。でもまた明日会えるからと思っていたからこそ、突然その明日がなくなってしまったことを受け入れることができません。

祖母の死を知ったのは仕事が終わってからで、母からの着信が携帯に何件もあり、かけ直すと「おばあちゃん死んじゃったんだよ!何で電話気付かなかったの!!!」と泣きながら言われました。接客業のため、仕事中は携帯を使えません。緊急の際は、職場に電話するよう伝えていました。母も突然の死に動揺しての言葉で、私を責めたわけではないことはわかっています。

家の近くで働いているので、連絡に気づけばすぐに帰って祖母を看取ることができました。連絡を気付くことができなかったことへの怒り、罪悪感、後悔で押し潰されそうになります。それと同時に、もし母が携帯ではなく職場の電話にかけてくれていたらと考えてしまいます。母にはそんなこと絶対に言えませんが…。葬儀が終わって数ヶ月たちますが、ふとした瞬間に母の言葉が思い浮かび、祖母の死を看取れなかった罪悪感でいっぱいになり涙がとまりません。

大切な人が亡くなったとき、死とどう向き合って生きていけばいいのでしょうか。